HSPせつなのリアル人生げーむ!!

HSPでメンタル激弱なくせにファッション企画とかいうキラキラ仕事をやっていたころのお話とか。

ファッション業界で生きるために必要なことは? その1

 

前回の記事では、ファッションの仕事をするにあたって

外見の良さは全くの不要であることを書きました。

今回ここを掘り下げていきたいと思います。

 

とはいえ、人は見た目が8割という言葉があるように

採用面接においては明るく元気な人が評価されやすいです。

負のオーラ出してる人と働きたいという人は少ないと思うので。

採用されてしまえば毎日無理に明るくする必要はないので(笑)

面接は明るくハキハキ、誠実な受け答えで頑張りましょう!

私も根暗ですが、面接は相当人格変えました(汗)

 

 

必要なことは?

 ①ファッションへの熱意

当たり前ですが、この芯が太くないとあっけなく心折れます(泣)

例えば商品一つ企画するにしても、自分の思っているとおりには

なかなか出来上がってくれないんですよ。

企画してからお店に展開されるまで、たくさんの人が関わっていて

だからこそ少しずついろいろなことがズレていきます。

海外の取引先に希望を伝えて、形にするのは至難の業なんです。

 

他にも社内政治に巻き込まれて責任を全て負わされたり

急に人が辞めて業務量が倍になったり(給料は据え置き…)

ただの平社員の力ではどうしようもない理不尽な出来事もあります。

 

それでもかわいいものを作るんだ!と挑み続ける人は

本当にファッションが好きな人なんだなあと思いました。

私はそこまでの熱意がなかったのか、心折れて辞めてしまいました。

当たり前のことですが好きであることはとっても重要なことです。 

 

②数値・データ分析力

現代は世に溢れる膨大なデータをスピーディーかつ有効的に

活用できる企業だけが勝ち残れる厳しい社会だと感じます。

ファッション業界においても同じで、

大企業は優秀なデータサイエンティストを雇用したり、

最先端のシステムをもとに消費行動を分析して

消費者への新しいアプローチを行うなど、

情報戦のレベルが爆上がりしています。

 

しかし中小の会社においては資金もないですし、

そんな大層なことできないんですよ。

それでも大企業と戦っていかなければならないのです。

なので、自分数字苦手です、読めないです、嫌いですっていう人は

会社にとって価値のない人になってしまいます。どの業界でもです。

 

数字を読み込んで、数字で説明しないと具体性がないので

人を説得できません。大きな予算を追加で貰いたいときに

いけます!頑張ります!だけでは貰えません。銀行の融資と一緒です。

回収できると思わせる根拠が必要で、分析したデータをもとに

人を説得する能力もセットで必要になってきます。

 

業界問わずどの会社も同じだと思いますが、

先週の売上・昨対・粗利・消化率・客単価などを見て、

先週はどうだったか、なぜこうなったか、

今週はどうなる予定なのか、その根拠、その先の見込み、

同業他社の動き、といったことを週初めの会議で

偉い人の前で発表するというイベントが必ずあります。

私は何度もさらし首にあいましたが、このためにも

分析力やプレゼン力、最低限の度胸、が必要です。

毎週ぼこぼこにされてたので、感情を無にして気にしない能力も

身に付きました(なんという無力…)

 

 

なんだか重い感じになってしまいましたが…

それでも自分が企画した商品が展開されて、売れるのをみたら

めちゃうれしいし、たくさんの苦労が報われますよ!!

 

必要なことはまだあるので次に続きます~